自然との対話を
大切にする理由
緑の小径が目指しているのは、自然を「消費する」のではなく「共にある」こと。北海道の豊かな自然環境を、急がず、比べず、ご自身のペースで感じていただくこと。それが、私たちの存在意義です。
緑の小径について
緑の小径は、2019年の春に札幌で生まれました。創設者の一人が、長年の都市生活で感じていた心身の疲れを、北海道の自然の中で癒された体験がきっかけでした。植物園を歩き、森の中で野鳥の声に耳を傾け、持続可能な暮らしを営む人々と対話する中で、「この穏やかな時間を、もっと多くの人と分かち合いたい」という思いが芽生えました。
私たちが大切にしているのは、参加される方一人ひとりのペースです。自然体験を「こなす」のではなく、その日その時の気分や体調、関心に合わせて柔軟に進めていくこと。時には立ち止まって深呼吸し、時には同行者と静かに語らい、時には一人で考え事をする。そんな自由さを大切にしています。
ガイドを務めるメンバーは、それぞれが植物学、動物学、持続可能な農業、森林管理など、専門的な知識を持っていますが、一方的な講義ではなく対話を重視しています。参加される方の疑問や感想に耳を傾け、一緒に考え、一緒に驚き、一緒に学ぶ。そんな関係性を築きたいと考えています。
北海道の自然は、四季折々に異なる表情を見せてくれます。春の芽吹き、夏の緑、秋の実り、冬の静寂。どの季節にも、その時にしか感じられない美しさや豊かさがあります。私たちは、そうした自然のリズムを尊重しながら、一年を通じてさまざまなプログラムをご用意しています。
チームメンバー
それぞれが異なる専門性を持ち、自然への深い愛情を共有するメンバーです。
山田 咲希
植物ガイド・創設者
北海道大学で植物生態学を学び、10年以上にわたり道内の植物園や自然保護区で勤務。植物と人との関わりについて、優しく丁寧に伝えることを心がけています。
高橋 亮太
野生動物観察ガイド
野生動物の研究者として北海道各地でフィールドワークを実施。動物たちの行動や生態について、観察を通じて学ぶ楽しさを共有することを大切にしています。
加藤 美和
持続可能な暮らしコーディネーター
有機農業と伝統工芸に携わり、エコビレッジでの暮らしを実践。自然と調和した生き方について、実際の体験を通じて伝えることを心がけています。
私たちの取り組み
安心してご参加いただくための、私たちの基準とお約束です。
専門資格保持
全てのガイドが、植物、動物、農業、森林管理などの専門分野において、相応の学位や実務経験を有しています。
安全管理体制
野外活動における安全対策、応急処置の訓練、天候判断の基準など、参加者の安全を第一に考えた体制を整えています。
環境保全への配慮
自然環境への影響を最小限に抑えるため、少人数制、指定ルートの遵守、ゴミの持ち帰りなど、環境配慮を徹底しています。
個人情報保護
お客様からお預かりした個人情報は、プログラム実施のためにのみ使用し、第三者への提供は一切いたしません。
地域連携
北海道の農家、工芸家、自然保護団体などと協力し、地域に根ざした持続可能な活動を心がけています。
柔軟な対応
参加者の体調や興味関心に応じて、プログラム内容を柔軟に調整いたします。無理なく、楽しく、ご自身のペースで。
私たちが大切にしていること
北海道の自然は、私たち人間にとって「資源」である以前に、独自の生態系を持つ生命の集まりです。植物も動物も、それぞれの生き方で、何千年、何万年と続いてきた営みを今も続けています。私たちのプログラムは、その営みに敬意を持って接し、できる限り影響を与えないように配慮しています。
同時に、参加される方それぞれの感じ方、学び方を尊重したいと考えています。同じ植物園を歩いても、ある人は植物の名前や特徴に関心を持ち、ある人は色や形の美しさに心を動かされ、ある人は静かに歩くこと自体に価値を見出すでしょう。どれも正しく、どれも大切な体験です。
緑の小径は、「効率」や「成果」ではなく、「丁寧さ」や「ゆとり」を大切にしたいと考えています。一日に何カ所も回るのではなく、一つの場所でじっくり時間を過ごす。たくさんの知識を詰め込むのではなく、心に残る一つの発見や気づきを持ち帰る。そんな体験を、ご一緒できればと思っています。
北海道で暮らし、働き、自然と関わる人々との出会いも、私たちのプログラムの大切な要素です。有機農業に取り組む農家、伝統工芸を守る職人、森を管理する林業家。そうした方々との対話を通じて、自然と人との関わり方について、新しい視点を得られるかもしれません。